兵庫県　仏壇の修理・修復・クリーニング

浄土真宗の分裂は家康の三河一向一揆の経験により、本願寺教団の力が戦国大名に
とって大きな脅威であることを感じ計画されました。
後に江戸幕府を開いた家康は教如を支持する一派（今の真宗大谷派）に
土地を寄進し、本願寺教団の分裂を進めました。分裂前の浄土真宗が
西日本に広まりましたので、西日本には本願寺派が多いです。
江戸幕府が真宗大谷派を加護した関係で、幕府の親藩大名の藩は大谷派が多いです。

兵庫県は近畿地方の西端にあり、北は日本海に、南は瀬戸内海に面し、
近畿地方最大の面積をもつ県である。
旧国区分では、摂津・播磨・但馬・丹波・淡路と異なる歴史の背景とそれぞれが
異なる地勢を持つ五つの国からなることから「五つの顔を持つ県」ともいわれる
多彩な地域性があります。
摂津・播磨地区は蓮如上人の布教が活発に行われ、後世に播州門徒と呼ばれる
ほどになった真宗の普及により、大型金仏壇が多いです。
★姫路仏壇製造の歴史的背景としては、蓮如上人による浄土真宗の布教があり
当地は信仰の厚い地となり、仏壇を大切にするという風土が生まれ育ちました。
姫路藩の藩政時代になると、藩お抱えの塗り師による塗りの技術や、
木工・彫刻・金具などの技法が確立し、幕末から明治のころにかけ、
その技法が生かされるようになり、今日の分業制が確立したと考えられています。
姫路仏壇は3尺以上の大型の仏壇が多く、外観は豪華絢爛で重厚です。
大阪仏壇によく似ているものの、より派手であることが特色です。